建設大臣認定(評定)
建設省住指第643号-2にて、A級継手を取得しております。
圧接のように鉄筋を引き寄せることがないので、継手施工後の調整が不要です。
また、裏当て材が完全に除去できるので、せん断補強筋の配筋等、次工程が非常にスムーズです。
溶接後に裏当て材を除去できるため、溶接部の外観検査(VT)と超音波探傷検査(UT)が容易に行えます。このため、安定した品質が確保でき、きれいで高品質な溶接継手の外観となります。
CB工法は、鉄筋にCBセラミックスの裏当てをセットするだけで溶接作業ができるため、狭所でも容易に行えます。I形狭開先の半自動アーク溶接によりスピーディーな作業が可能です。
CB工法は、圧接のように鉄筋同士を引き寄せることがないので、既存建物からの打継やPCa工法、先組工法に対して非常に有効です。また、継手位置は圧接のように千鳥配筋(半数継手)をせずに芋継ぎ(全数継手)で接合することが可能です。(ただし、ヒンジゾーンを除く)
継ぐ鉄筋と鉄筋を必要な開先分だけ隙間を空けて鉄筋をセットします。
接合部分にCBセラミックスの裏当てをセットします。この時、CBホルダーなどで固定すると、より安定します。
CBセラミックスの裏当てを取り付けて溶接します。セラミックス製なので、CBと溶接部がくっつかないのが特徴です。
溶接後、溶接部分が固まるまでそのままにし、その後裏当てを外します。
溶接後に裏当てを外した状態です。目視でも溶接がきれいに行われていることがわかります。